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マーキュリー40ELHPTがトリムアップして航走中トリムが下がるので見てほしい。
と連絡があり、後日見に行く事に・・・。
保管場所に到着しトランサムセイバーを外ししばらく様子を見ても下がる様子は無かったので
とりあえず外して持ち帰る。
帰って早速チルトモーターを取外し、オイルチャンバー内を見ると黒くて小さなごみが
いくつか底に溜まっていたので、メインバルブ・リリーフバルブ等を取外し、分解清掃し
この様に
抜取ったオイルは廃棄し、チルトモーターを取付け新しくオイルを補充しエア抜きをして
組立完了。
翌日チルトASSYを取付けに保管場所へ。
チルトASSYを船外機に取付け、配線を取り廻し接続して試動点検しオイルの量を確認。
少し不足していたので補充し取付け完了。
チルトをフルチルトから少し下げた状態でトリムシリンダーに負荷をかけた状態で放置し
2〜3日チルトが下がるかどうかを確認してもらい、大丈夫であれば水上試運転して確認して
もらう様連絡しとりあえず完了。
後日、試運転してトリムが下がらない事が確認されたので修理完了。
マーキュリーのチルトのバルブは結構高価で、交換するとかなり費用がかかります。
今回は清掃で対応し問題なく行けたので安くて済みました。